迷宮の行き止まりには宝箱がある

雑記です。創作小説はpixivに置いています。

ミステリ読了「読書嫌いのための図書室案内」

 ふだんは、私、「学校の日常を舞台にした小説」は敬遠しがちなんですけど。
 聞こえて来る評判があまりにも良いので、買って来て読んでみました。
 面白かった! お気に入り度Aランク。

 読書が大好きな女の子と、読書に興味のない男の子が、一緒に図書新聞を作ることになって、その過程でいくつかの謎を解決したり、勇気をもって踏み出したりするお話です。

 とても丁寧に作られた物語で、読後感も爽やかで、安心して人に薦められる(悪趣味と思われる心配がない)ミステリでした。

 いわゆる「日常の謎」系が苦手だという理由で、読むかどうか迷っている方もいらっしるのでは。でも、私も「日常の謎」系は苦手ですけど、これは大丈夫でした。
 試しに読んでみる価値はあると思いますよー。