迷宮の行き止まりには宝箱がある

雑記です。創作小説はpixivに置いています。

スーパーのどら焼きがおいしかった話

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 夫が早めに仕事から上がって、まだスーパーが開いている時間だと、時々スーパーに寄って、値引きされているおやつを買って来てくれることがあります。

 先日は、どら焼きを買って来てくれました。どら焼きって、いちばんポピュラーな姿は、皮の外側がムラなく茶色に焼けていて、内側は薄黄色をしていますよね。でも、このとき買って来てくれたどら焼きは、外側も薄黄色と茶色の斑模様になっていて、柔らかそうで、おいしそうでした。サイズは小さめ。初めて食べるやつ。どれどれ……。

 食べてみたら、これが本当に、すごーく美味しくて! 柔らかい皮も、ツヤツヤの粒あんも、とても私の好み。ついつい、ひと口ごとに、「美味しい!」「うまーい!」「超おいしい!」と言いながら、大喜びで食べました。もし私に尻尾が付いていたら、ちぎれそうにぶんぶん振っていたはずです。

 そして、こんなに美味しいのにですよ、値引きシールの値段を見れば、半額になってたから、なんと、「えっ、たったの50円!? ウソ、ほんとに? えっ、半額で50円っていうことは、元の値段も、たったの100円!?」と、大興奮。(端数が数円付いてました。元の値段は106円だったかな)

 おお、それでは、この素晴らしいどら焼きの名前を、よく見て覚えておかなければ、と、一度は丸めてしまっていた包み紙をひらき直し、商品名を確かめてみました。これは覚えやすい名前。はっきりと書いてありました。「ヤオコーのどら焼き」。

 あはは、そのまんまの商品名だ、「ヤオコーのどら焼き」!

 ん、待てよ? 「処分価格50円で買われてきたヤオコーのどら焼き」で、こんなに大喜びしちゃっていいんだろうか、私? と、ちらりと思わないでもありませんでしたが、いえいえ、むしろ凄く幸せなことですよね♪

 そういうわけで、皆さんも、もしおうちの近所にヤオコーがあったら、お値打ちな「ヤオコーのどら焼き」、よかったらお試しください。小さめですけど、美味しいですよ~。