迷宮の行き止まりには宝箱がある

雑記です。創作小説はpixivに置いています。

販売開始のお知らせ(2021/2/27発送開始分)

お待たせいたしました。先日ご案内した4種類の小冊子につきまして、販売開始のご案内をいたします。

ご紹介記事はこちらでした ↓

snow-moon.hatenablog.jp

【対象となるタイトル】

今回、新しく販売するのは、次の4種類です。

・逃避行
(旅の仲間の一人である黒髪の王子ゼラルドが、故国を出奔したときのいきさつ)

・始まりの物語
(解呪の旅とは何なのか、その由来。「風の贈りもの」も同時収録)

・冥婚騒動
(旅の途中の、少しオカルティックなエピソード)

・お姫様と猫
(以前の本文横書き版を、本文縦書きにして作り直したもの。「三つの果実」「甘い、すっぱい」同時収録)

いつもと同じ、ごく薄いA5版の小冊子で、収録されている小説はpixivで無料で閲覧できます。

【販売スケジュールと販路】

本日以降、BOOTHおよびメルカリで販売を開始します。
発送は、2021/2/27(土)から順次となります。どちらも匿名配送です。

<BOOTHについて>

合計6冊以上をお求めの方や、メルカリを使われない方は、BOOTHをご利用ください。

ご希望の商品を選んで購入手続きをすると、全体に対して送料370円が付いてお会計となります。お支払い後は、発送をお待ちください。

snow-moon.booth.pm

<メルカリについて>

新刊1冊ずつの4冊セットをお求めの方、または、それ以外の組み合わせ(計6冊まで)をご希望で商品コメント欄の記入がご面倒でない方でしたら、メルカリのほうがお安くなります(価格差は190円)。

「遥かな国の冒険譚 2021-02-27」でご検索ください。売り切れのときは補充をお待ちください。
4冊セットの状態で出品しますが、購入前に商品コメント欄でご指示いただければ、ご希望に合わせてセットを組みかえ、冊数にあわせて価格を変更します。
お支払いのあと、発送をお待ちください。

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【補足(メルカリへのユーザ登録)】

もし、これからメルカリを始められる方がいらしたら、既存ユーザの紹介コードを入力すると、紹介した人も紹介された人も、数百円分のポイントがもらえます。メルカリをやっているお友達に声をかけてみてください。
(誰もいないときは、よろしければ私の紹介コード「AZMTBP」をどうぞ。)

 

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

「ラメルノエリキサ」(渡辺優)読了

 「ラメルノエリキサ」を読みました。面白かったので、感想を書いておきます。ラノベ系のミステリで、薄い文庫本なので、さっくり読めます。

 読了後、まず思ったのは、「このお話、すごーく、気に入っちゃったなあ!」でした。お気に入り度「A」ランク。

 主人公は女子高生で、「やられたらやり返す」ポリシーがあります。傷つけられたら傷つけ返さなければ、気が済まない、すっきりしない。その主人公が、ある日、通り魔に切りつけられて……。というお話。

 きっちり復讐しようとする性癖を持った女の子というのも、よく考えると少し怖いのですが、でも、自分が女子高生だった頃を思い返せば、そうだよね、マイルールってあるし、大事だよね! それに、ちょっと変わってたり、ちょっと鬱陶しかったりする部分って誰にでもあるし。

 というようなことを、読者も知っているし、物語の主人公も知っていて、家族や友達を観察し、理解し、そのうえで、自分の「好き」という気持ちを大切にしています。主人公が、自分自身に対しても大切な人達に対しても、誠実であろうとして頑張って生きている姿を見ると、愛おしいし、一緒に戦っている気分になります。たぶん、現役の女子高生も、この本を読んだら気に入ってくれる人が多いんじゃないかな。

 そんな感じで、とても好き。ご興味を持たれた方は、ぜひご一読を。

「遥かな国の冒険譚」4種、印刷上がりました♪

お待たせしました!
印刷から上がって来た「遥かな国の冒険譚」4種類、近々お分けいたします。
それぞれ異なる方に表紙をお願いして、次の物語を切り出したものです。
・逃避行(表紙は 池田優 さん)
・始まりの物語(表紙は みやこるり さん)
・冥婚騒動(表紙は 白乃綾 さん)
・お姫様と猫(表紙は なぎ さん。以前の横書き版を縦書きに変えて刷り直しました)

印刷物4種

印刷物4種

過去に手にしてくださった方はご存知のとおり、とっても薄い小冊子、A5版です。
今までの冊子と同じくBOOTHで販売しようと思っていますが、BOOTHは最近少し使いにくくなったので、いっそメルカリのほうがお安く提供できるのではという考えもあり……、うーん、迷います。

販路を決めたり、商品情報を入力したりする準備があるので、もう少しだけお時間をいただきます。(この「もう少しだけ」が曲者なのは自他ともに認めるところですけれども。すみません。)

なお、旧ブログからご縁がある方々は、コメントでもメールでもTwitterのDMでも、なにがしかお声掛けいただけましたら、セットでお取り置きいたします。遠慮なくどうぞ。

逆に、「えっ、これは何ですか」と戸惑っていらっしゃる、比較的新しいご縁の方々には、中身のオリジナル小説はpixivでいつでもお読みいただけることをご案内しておきます。下にリンクを張っておきますので、ご興味があれば覗いてみてください。
(もしも、それでお手元に置きたくなることがありましたら、「どこで知ったか」「どれとどれが欲しいか」をお知らせいただければ、セットでお取り置きできます。)

www.pixiv.net

www.pixiv.net

www.pixiv.net

www.pixiv.net

ちなみに、いまBOOTHに置いているぶんは、下のリンクからご確認ください。新しく刷ったぶんも、同じような感じでお分けすることになります。
(「お取り置き」の方々は、ご連絡に書き添えていただければ、こちらもセットに入れられます。)

snow-moon.booth.pm

とりいそぎ、ご報告でした。
どうぞよろしくお願いいたします♪

本を薦め合うアプリ「taknal」(タクナル)の感想:楽しい!

「taknal」(タクナル)は、すれ違った人と「おすすめ本」情報を交換するスマホアプリです。

と、そう聞いたら、本の好きな人は「何それ!」って、食いつかずにいられませんよね。私も食いつきました。

公式サイトはこちらです ↓ 楽しいアプリを作ってくれて、ありがとう!

taknal.app

2日前に、いそいそとインストールしてみました。今のところ無料のアプリで、iPhone用もAndroid用もあります。
仕事に行って帰ってきたら、53冊の情報を受け取ってました。

以下、「taknal」のご紹介レビュー(2021/2/10時点)。

1 自分のプロフィールの登録:

「マイページ」があって、ニックネーム・アイコン画像・自己紹介文(24字まで)を登録できます。
(うまく画像を付けられないことがある不具合については、公式さんも把握済みなので、近いうちに修正されると思います。)

また、おすすめ本をくれた人の自己紹介文を見るには、本のおすすめコメント欄のアイコン部分をタップすると表示されます。自己紹介文が登録されていなければ表示されません。

自己紹介文が24字までなのは、使ってみたら、意外とちょうどいい長さだと思いました。
・本の情報を受け取ったとき、相手の情報を見てみる気になるし、
・読書傾向またはキャッチフレーズくらいは登録できるし、
・逆に、それ以外の情報は詰め込もうとしても詰められないのは、むしろ有難い。

24字だと思うから、本の情報を受け取ったとき、すすめてくれた人の自己紹介も、ついつい必ず見ちゃいます。ただ、結構な割合で、「おすすめコメントは登録されているけど、自己紹介文は登録されていない」みたい。

きっと、いま使っている人たちは、ほとんどが本当に読書が好きな人たちで、自己紹介よりも先におすすめ本の登録を優先しちゃってるんだろうな。などと想像しています。

2 自分のおすすめ本を登録:

おすすめしたい本のタイトルを文字入力して、本を検索します。部分検索してくれるっぽいです。
(本によっては検索にヒットしなくて、公式さんも把握済みなので、近いうちに改善されることを期待しています。)

検索にヒットした中から書籍を選択すると、「表紙画像+あらすじ」に、自分のおすすめコメント(100字まで)を付けて登録できます。

ネットの感想を見ていると、この100字までという字数制限を短すぎると感じる人もちらほらいるようですが、私にはちょうど良い長さ。考え込まずに気軽に登録できるし、すれ違いで情報をキャッチしたときも、「とりあえず感想を見てみるか」と、あまり興味のない本についても、ついコメントを読んじゃう。← これって大事だと思うんです!

何冊まで登録できるのかな。私は3冊だけ登録してみましたが、これから増やしたり、ときどき入れ替えたりしたいです。

3 読みたい本を見つけたら:

すれ違いでゲットした本の情報は、「タイムライン」に表示されます。タップすると、あらすじや、おすすめコメントを見ることができます。

この本読みたいな、と思ったら、タイムラインのおすすめ本のところにあるハートマークをタップすると、「読みたい本」コーナーに記録されます。

この本の情報は必要ないかな、と思ったときは、タイムラインのおすすめ本のところにある「×」マークをタップすると消えます。

また、すすめてくれた人の読書傾向を参考にしたいな、と思ったら、タイムラインのおすすめ本に付いているプロフィールアイコンをクリックすると、その人の他のおすすめ本を見ることができます。1冊だけ登録している人もいるし、たくさん登録してる人もいます。

情報が増えて来て、整理したくなったら、「読みたい本」コーナーにある「整理」ボタンで、情報を削除することができます。

4 おすすめ本53冊を受け取った感想:

まだまだ使い始めなので、これから変わってくるかもしれませんが、今のところは面白そうな本の情報をたくさん受け取れていて、嬉しいし、楽しいです。

「誰もが知っている有名な本」よりも、「過去に大流行したけど今は埋もれてしまっている、未読の人にぜひ薦めたい」本とか、「気になるけど後回しにしてしまって、積読に入れてしまいがちな本」が多い印象です。助かる~。

このアプリが広まったら、全体の傾向はどんなふうに変わるかな、と思うと、楽しみなような、不安なような。

使いやすくなったり機能が充実したりしたら、少しなら課金してもいいから、長く続いてほしいと思います。

5 その他の情報

ここまで書いて来たくらいの前情報があれば、スタートするには問題ないはず。ご興味のある方は、今すぐ始めてもいいし、もう少し使いやすく改良されるまで待つのもありだと思います。

足りない情報や最新の情報は、冒頭に挙げた公式サイトや、ネットや、近くの読書好きさんに聞いてみましょう。

参考になりそうな情報へのリンクも1つ張っておきます。

www.iza.ne.jp

 

それでは皆様、すてきな読書ライフをお過ごしください ♪

本の好きな人は、当ててみて!

 本を読むのが好きで、「結構たくさんの小説を読んできたよ」「話題になった本のタイトルはたいていわかるよ」とおっしる方に、ぜひ見ていただきたいホームページがあります。
 知っている人は知っている、福井県立図書館「覚え違いタイトル集」のページです。たくさんの「覚え違い」の書名と、正解と思われる本のタイトルが表になっています。

 そのまま読んでも楽しいページですけれど、私としては、ぜひ、「一人で遊べるクイズ」として読んでいただきたいと思います。ずばり、「覚え違い」の欄を見て、正解の書名が何かを当ててみてください!

(ひとつだけ注意事項を。もしも、この記事を読んでいるあなたが今、電車の中や病院など「大声を出してはいけない場所」にいるなら、まだ見ないほうがいいかもしれません。見たらきっと、楽しくて声に出して笑っちゃうから!)

www.library-archives.pref.fukui.lg.jp

 思い違いにも色々あって、「すごく惜しい!」のもあるし、「気持ちはわかる……」というのもあるし、いずれにしても、たくさん笑って、元気をもらえませんか?

 特に気に入った「覚え間違い」があったら、読書友達にも教えてあげてください!